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レイカーズのヘッドコーチ、JJ・レディックが、自身が育った地域の人種差別について語った発言がr/nbaで話題になった。派手な騒ぎではなく、同じ土地や似た土地で育ったファンが自分の体験を重ねる、静かな共感の広がりだ。
レディックの発言は、まず両親について「これ以上ないほど共感力のある味方」だと述べるところから始まる。そのうえで、周りにいた人の中には違う考えの人もいたこと、育った地域は事情が違い、スタンドのあちこちに南軍旗が掲げられていたことを語り、「そのことはずっと意識していた」と振り返った。南軍旗は、南北戦争で南部側が使った旗で、アメリカでは人種差別の象徴として受け止められることが多い。
反応で目立ったのは、地元を知るというファンの証言だ。ロアノーク (バージニア州) に住んでいるというコメント主は、25マイル南のフランクリン郡の高校に通い、レディックの学校と試合をしたことがあると書いた。そのうえで、あの一帯には同じような光景が多く、進歩への抵抗が強いと語っている。別のファンは、81号線を南へ行くほど南軍旗が増えるので、レディックの言うとおりだと書いた。
話は南部だけにとどまらなかった。南部育ちのファンが、差別の中心は南部で他の地域はましだと思い込んでいたが、カリフォルニアに7年住んでみるとひどい差別主義者がいたと書き、違いは地域よりも田舎か都市かだと指摘している。一方で、差別的な環境で育てば学ぶまでそのままで、怒鳴って憎んでも解決しないという、深南部の田舎町に住んだ経験からの意見も出た。
巷の声
- 「南軍旗を掲げる人が、選手のひざつきの抗議には文句を言う。レディックはただ、現地の様子を偵察報告のように伝えただけだ、という皮肉まじりの声。」
- 「81号線を南に走るほど南軍旗が増える。レディックの言うことは間違っていない、と道路沿いの実感から裏づけるファンがいた。」
- 「南部で育って、差別は南部特有だと思っていた。でもカリフォルニアに7年住んだら、ひどい差別主義者がいて驚いた。田舎か都市かの違いだった、という体験談。」
- 「南部出身の混血のファンは、祖母は素晴らしい人だったが、周りの人たちはひどい差別主義者だったと書いた。レディックの両親の話と重なるという反応。」
- 「差別的に育った人は学ぶまで差別的なままで、怒鳴って憎んでも変わらない。深南部の田舎町に住んだ経験から、そう指摘する声もあった。」
名指しの糾弾ではなく、あの土地ではそうだったという確認作業のような反応が並び、レディックの一言は同じ景色を知る人たちの記憶を呼び起こしたかたちだ。
用語・人名メモ
- 南軍旗 — 南北戦争で南部側が使った旗。アメリカでは人種差別の象徴として受け止められることが多い。
- ヘッドコーチ (HC) — チームの指揮を執る監督。レディックはファクトシート上、レイカーズのHCを務めている。
- JJ・レディック — レイカーズのヘッドコーチ。今回は育った地域での人種差別の記憶を語った。
- r/nba — 掲示板サイトRedditにあるNBAファンの巨大コミュニティ。ニュースや試合について投稿と反応が集まる。
- ひざつきの抗議 — 人種差別への抗議として、国歌斉唱などの場で選手が片ひざをつく行動。コメントでは、南軍旗との対比で持ち出された。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)