1987年から1998年まで、NBAでは優勝したチームがそろって連覇していた。そんな年表がr/nbaに貼られ、王朝の時代とパリティ(戦力均衡)のどちらが面白いかという、通好みの昔話で盛り上がっている。
スレ主が並べた年表によると、優勝はレイカーズ(1987、88年)、ピストンズ(89、90年)、ブルズ(91〜93年)、ロケッツ(94、95年)、再びブルズ(96〜98年)の順。12年間で優勝したのは4チームだけで、しかも全チームが2連覇以上を果たした。スレ主は、優勝チームが全部連覇した期間としては史上最長だと主張し、この時代を逆パリティの時代と呼んでいる。
返信では別の数字も出た。1982〜2019年の38年間のうち35回、前年のファイナル進出チームが翌年もファイナルに進んだ、という指摘だ。その後の20年ほどはコービー、ダンカン、レブロン・ジェームズ、ウェイドの誰かが必ずファイナルにいた、との書き込みもある。一方でスパーズが1999年と2003年に流れを止めたという声があり、その後も5回優勝しながら連覇はなかったと冗談交じりに語るファンもいた。
議論の中心は、戦力が分散したほうがリーグは盛り上がるのかという点だ。人気があるのは王朝で、視聴率が高かったのもウォリアーズ対レブロンの4年連続のファイナルだ、と反論するファンがいた。別のファンは、昔はスターと4、5番手の選手の力の差が今よりずっと大きかったと語り、ガードのT.J.マッコネルが2年前にサンダーを相手に大暴れした例を挙げて、バイロン・スコットがアイザイア・トーマスにそれをやることはなかっただろうと書いている。
巷の声
- 「パリティが人気を生むと言うけど、人気があるのは王朝チームで、視聴率が一番高かったのも王朝の時代だ。ウォリアーズ対レブロンは4年連続で凄い数字だった」
- 「昔はスターと4、5番手の差が今よりずっと大きかった。2年前はマッコネルがサンダー全体を圧倒していたけど、バイロン・スコットがアイザイア・トーマスにそれをやることはなかった」
- 「80年代も実はパリティは薄い。序盤はレイカーズ、セルティックス、シクサーズの天下で、中盤はほぼレイカーズ対セルティックス、終盤はレイカーズ対ピストンズ。90年代はブルズが独走したが、西は混戦だった」
- 「スパーズは親切で、15年で5回優勝したのに連覇だけはしなかった。ファンの期待と視聴率をつないでくれたわけだ(という冗談)」
- 「みんなあの時代を愛していた。パリティなんてくそくらえ、という一言」
王朝の連覇と優勝の分散のどちらが面白いかは、スレでも結論が出ないまま、あの時代を懐かしむ声が最後まで上位を占めた。
用語・人名メモ
- パリティ — チーム間の戦力差が小さく、優勝が特定のチームに偏らない状態のこと。
- 連覇(バック・トゥ・バック) — 同じチームが2年続けて優勝すること。3年続けば3連覇と呼ぶ。
- 王朝(ダイナスティ) — 一つのチームが何年にもわたって優勝争いの中心にいる状態を指す言い方。
- ファイナル — NBAのシーズン最後に行われる、優勝を決めるシリーズ。東西の勝者が対戦する。
- T.J.マッコネル — ガードの選手。スレでは、スター以外の選手が試合を左右できる今の例として名前が挙がった。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)