カワイ・レナードのラプターズ行きをめぐるNBAの調査が、水面下で手打ちに向かっていると報じられた。現地のファンは静かな決着を冷ややかに受け止め、処分の甘さを疑う声が並んでいる。
グランジ記者がリーグ関係者の話として伝えたところでは、調査はすでに事実確認の段階を越えたという見方がある。クリッパーズと選手会 (NBPA) は、レナードにどんな処分が下るかを見守りながら、問題を静かに収める方向で動いているという。シルバーが7月14日に公の場で最後に触れた際にも、そうした決着をほのめかしていたとされる。
最も可能性が高い結末として挙げられたのは、交渉による決着だ。NBAはルールの何らかの形を適用し、オーナーのバルマーは面目を保ち、レナードはラプターズ (トロントのチーム) でプレーできる、という筋書きになる。調査では、The Athleticが以前に、実際の仕事を伴わない2件目のスポンサー契約も対象だと報じている。トーレの最新の指摘が調査にとって新情報かどうかにかかわらず、次の段階には影響しないという見方だ。リーグ内にはトレードは最終的に成立するという静かな自信があり、9月28日のトレーニングキャンプ開幕までに通常業務に戻れるとの期待もあったという。
スレでは、この落としどころへの不信感が目立つ。給与上限逃れの不正のはずなのに、記事の言葉が広報上のスキャンダルのようだと指摘するファンがいる。ほかにも、クリッパーズの罰金は10ドル (約1500円) で、指名権を少し削られる程度で済むのだろうと皮肉る声や、同じことをグリズリーズやウルブズがやっていたらこの程度では済まなかったという声がある。一方で、記者のグランジは外れが多いと茶化す書き込みもあった。
巷の声
- 「記事の書きぶりが、給与上限逃れの不正というより広報上の不祥事の言い回しに見える。バルマーとレナードは分かってやっていたのに、結局逃げ切るのだろう、という疑いの声。」
- 「資本主義を人よりうまくやった人にはルールが適用されない世界が好きだ、という皮肉。」
- 「どうせバルマーの罰金は10ドル (約1500円) で、クリッパーズは3巡目の指名権を1つ取られて終わり、という冷笑。グリズリーズやウルブズの普通のオーナーなら、ドラフト会場に5年以上近づけないはずだとも。」
- 「バルマーとクリッパーズが重い処分を受けないなら、リーグにとって悪い前例になる、という懸念。」
- 「グランジは常に外れることをr/nbaはまだ知らないらしい、とポップコーン片手に茶化す声。」
手打ちの中身としてNBAがどの程度ルールを適用したと示せるかが焦点で、9月28日のキャンプ開幕が節目になる。
用語・人名メモ
- NBPA — NBA選手会。選手の権利や待遇を守る労働組合で、今回はレナードへの処分の行方を見守っているとされる。
- トレーニングキャンプ — シーズン開幕前に各チームが行う合同練習期間。今回の話では9月28日に開幕する。
- ラプターズ — カナダのトロントを本拠地とするチーム。レナードの移籍先として名前が出ている。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)