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サラリーキャップ回避をめぐる調査を受けるクリッパーズが今回のドラフトで指名権を使えたことに、r/nbaで「甘すぎる」との不満が出て、「調査中なのだから当然」という反論と真っ向からぶつかっている。
発端はスレ主の投稿だ。サラリーキャップ (チーム年俸の上限) の回避は明確な不正で重大な違反なのに、クリッパーズは指名権を取り上げられず、これまでどおり動けているとスレ主は書く。カワイ・レナード (フォワード) をトレードに出せる状態にあることも問題視し、トレードが保留になっているのはクリッパーズが自主的にそうしているだけで、リーグが止めているわけではないはずだ、と主張した。コミッショナー室の対応にも批判が向いた。ただしこれはスレ主の見立てで、本人も「うろ覚え」と断っている。
同調する声もあった。トレードはまだ成立していないが、NBAの調査が終わる前にレナードを他球団に売り込めたのはおかしい、という指摘だ。ロジアーの件ではFBIが入って通常どおり再開してよいと言われたが、今回はNBA自身の調査が続いている最中だ、と比べるコメントもあった。
一方、反論は数で上回った。処分は調査が終わってからで、終わる前に罰することはできない、という声が続く。調査は大ごとなので正確さが要るうえ、相手はスティーブ・バルマーだ、とする人もいた。さらに、今回クリッパーズが使ったのはペイサーズから得た指名権で、自前の指名権ではないとの指摘も複数あった。剥奪できるのは自チームの指名権だけだ、という主張である。
ペイサーズの指名権を取り上げるとして、誰に渡すのか。ペイサーズに戻るなら、ズバッツ (センター) もクリッパーズに戻るのか。論理的に成り立たない、と挙げるコメントもあった。処分を求める声と手続き論のせめぎ合いが、スレの中身になっている。
巷の声
- 「調べ終わる前に罰することはできない。それが調査というものだ、という身も蓋もない正論。」
- 「今回使ったのはペイサーズの指名権で、剥奪されるのは自分の指名権だけ。文句を言う前にルールを勉強しろ、と強い口調で諭す人もいた。」
- 「ペイサーズの指名権を取り上げたら誰に渡すのか。戻ったらズバッツもクリッパーズに戻るのか、と処分のややこしさを突く。」
- 「調査が終わる前にレナードを売り込めたこと自体が異常だ。ロジアーの件でもFBIが入って通常再開となった、と引き合いに出す人もいた。」
- 「クリッパーズであること自体がもう罰みたいなものだ、という冗談で場を和ませる人も。」
焦点は、調査の結論がクリッパーズ自身の指名権にどう及ぶのか、そして保留とされるレナードのトレードがどう決着するかの二点だ。
用語・人名メモ
- サラリーキャップ回避 — チーム年俸の総額に上限を設けるルールを、契約や金銭のやり取りの工夫でかいくぐること。NBAでは重い違反とされる。
- ペイサーズ — インディアナのチーム。今回の議論では、クリッパーズが使った指名権の元の持ち主として名前が出た。
- ズバッツ — センター (C) の選手。指名権が動くと選手の扱いも変わるのか、という疑問の例としてコメントに出た。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)