ウォリアーズのガード、ゲイリー・ペイトン2世の財団が9月20日、サンフランシスコのチェイス・センターでドラフト形式の資金集めイベントを開いた。ディスレクシア(読み書きに困難が出る特性)の子ども30人を「指名」し、それぞれに検査の費用を割り当てた。
NBC Sports Bay Area & Californiaによると、イベント名は「Draft Day '26」。ペイトン2世の財団が毎年開く資金集めの目玉で、例年はワインの産地での交流会だった。今年は事務局長を務める姉のラケル・ペイトン・チャイルズが趣向を変え、チェイス・センター9階の会場でパーティーとライブ形式のドラフトを組み合わせた。ペイトン2世自身は2016年のドラフトで指名されなかった。その経験と、検査や支援を待つ家族の気持ちを重ねた企画だという。
ドラフトでは、指名のたびに札が上がった。1位指名は1万ドル(150万円)。上位5人は金色で、7,500ドル(112万5000円)の全面的な評価にあたる。6〜15位は青色で、5,000ドル(75万円)の包括的な評価。残る15人は銀色で、2,500ドル(37万5000円)の限定的な評価を表した。NBA、ペイトン2世、ディスレクシアに関するクイズもあり、勝ったテーブルには賞品が贈られた。
ペイトン2世は4年生の時、担任の教師に勧められて検査を受け、ディスレクシアだとわかった。母のモニークはその時の検査結果の紙を、20年以上ホチキスで留めて今も読み返しているという。ペイトン2世はスピーチを短く済ませ、姉と母に感謝を述べたうえで、これは自分のドラフトパーティーだと冗談も口にした。
財団は年間を通して、ディスレクシアの子どもと家族への支援に取り組んでいる。
用語・人名メモ
- ディスレクシア — 文字を読んだり書いたりすることに困難が出る特性で、財団は該当する子どもとその家族の支援を目的にしている。
- ゲイリー・ペイトン2世 — ウォリアーズ所属の33歳のガードで、財団の名前にもなっている。
- NBAドラフト — 新人選手をチームが指名する制度で、例年は60人が指名される。
- チェイス・センター — サンフランシスコにある会場で、今回のイベントはその9階で開かれた。