ピストンズがドラフト全体17位で獲得したガードのエブカ・オコリーが、自分で攻めを作る役割を期待される新人として、控えポイントガードの座をダニス・ジェンキンスと争う見通しだ。Yahoo Sportsが報じた。
Yahoo Sportsによると、ピストンズは昨季のレギュラーシーズンで82試合中60勝を挙げ、東地区 (イースタン・カンファレンス) の第1シードに入った。ケイド・カニングハムがオールNBAファーストチーム、ジェイレン・デューレンがサードチームに選ばれ、この二人が攻撃の大部分を担ったという。プレーオフ1回戦のマジック戦は7試合で勝ち上がったが、序盤はカニングハムのターンオーバー (ボールを失うプレー) とデューレンの不振があった。2回戦のキャバリアーズ戦でもデューレンは苦戦した。同記事は、キャバリアーズがペイント (ゴール下の一帯) を固めて二人を守りにくくし、外からのシュートを打たせようとしていたと指摘している。
そのためカニングハム以外にも自分で得点機会を作れる外の選手が必要で、オフの補強で狙った点だったとされる。ピストンズはドラフトでトレードを経て、元スタンフォード大のポイントガード、オコリーを全体17位で獲得した。売りの一つは、大学1年目にACCで得点王になった自分で攻めを作る力だ。サマーリーグでも5試合で平均20点弱を記録した。チームは1勝4敗だったが、キャバリアーズ戦では7スティール (相手のボールを奪うプレー) を挙げている。
ジェンキンスは昨季、定着に時間がかかった。今回はオコリーとともにカニングハムの控えに入り、控えポイントガードの座をキャンプとプレシーズンで争う見込みだが、開幕時の序列にかかわらず二人とも戦力に数えられるという。同記事は、J.B.・ビッカースタッフHCがハーフコートで攻めを組み立てられる選手を複数置く重要性を語ってきたとし、カニングハム、オコリー、ジェンキンス、オーサー・トンプソンが場面ごとにまとめ役を務めることもありうると見ている。
控えポイントガードの座をオコリーとジェンキンスのどちらが得るかは、キャンプとプレシーズンを経て決まる。
用語・人名メモ
- ドラフト全体17位 — 新人選手を各チームが順番に指名する会議で、1巡目の17番目に指名されたことを表す。
- サマーリーグ — オフシーズンにラスベガスなどで開かれる、新人や若手が出場する練習試合形式の大会。
- ポイントガード — ボールを運んで攻めを組み立てる役割を担うガードのポジション。
- ACC — アトランティック・コースト・カンファレンスの略で、米国の大学バスケットボールの有力な連盟の一つ。
出典: Yahoo Sports