Yahoo Sportsは、ペリカンズがクリッパーズの制限付きFAであるベネディクト・マチュリンを獲得できなかった場合の代替候補として、クミンガ、ワトソン、デローザンの3人を挙げた。
Yahoo Sportsによると、ペリカンズ(ニューオーリンズ)が動いていると噂されているのは、マチュリンの獲得だけだ。チームは不良契約を手放し、ミッドレベル例外(サラリーキャップを超えているチームでも使える契約枠)に回す資金を空けられるかを待っている。その間にマチュリンを逃す事態に備え、同記事は若い成長株とベテランの両方から、攻撃型のウィングの選択肢を挙げた。同記事は、ペリカンズがこの市場をかなり調べているとも書いている。
1人目はジョナサン・クミンガ。同記事は元ドラフト7位で、得点とリバウンドができる選手と紹介した。ウォリアーズがクミンガとトレイ・マーフィーのトレードを望んだ際、ペリカンズは関心を示さなかったという。それでもFAでの獲得や小規模なサインアンドトレードなら悪くない、というのが同記事の見方だ。2人目はナゲッツのペイトン・ワトソン。来月24歳になり、昨季は14.6得点、4.9リバウンド、2.1アシストで、シュート成功率は49.1%(フィールドゴール)、41.1%(3ポイント)、73.0%(フリースロー)だった。同記事は3人の中で最も高額になりそうだとし、優勝を狙うチームが獲得に動くためだと説明した。ジョーダン・プールをトレードできれば資金面は賄える、とも書いている。
3人目はデマー・デローザン。NBA歴17年のベテランで、まもなく37歳になる。昨季は1試合平均18.4得点、成功率は49.7%、32.0%、86.8%だった。同記事は、獲得を狙う球団は今のところ多くないとしたうえで、年齢とともに守備は落ちたと指摘した。ただしペリカンズに加わる場合は守備が役割ではない、というのが同記事の見立てだ。
ペリカンズは、マチュリン獲得に向けて不良契約を動かせるかを待っている段階だ。
用語・人名メモ
- 制限付きFA — 契約が切れた選手が他球団と交渉できる一方、元の所属球団が同じ条件で契約を引き取れる権利を持つ立場。
- ミッドレベル例外 — サラリーキャップ(年俸総額の上限)を超えているチームでも、決まった額までならFA選手と契約できる特例。
- サインアンドトレード — FAの選手を一度契約して、そのまま別の球団へトレードで送り出す手法。
- シュート成功率の並び(49.1/41.1/73.0) — 順にフィールドゴール、3ポイント、フリースローの成功率(%)を示す表記。
出典: Yahoo Sports