移籍・契約

ピストンズはFAのデローザンを獲得すべきか SIが利点と懸念を整理

Sports Illustrated

Sports Illustratedは、契約先が決まっていないFAのデマー・デローザンをデトロイト・ピストンズが獲得した場合の利点と懸念を論じた。同誌は、実現の可能性は低いとしている。

SIによると、6回のオールスター選出を誇るガードのデローザンは、2025-26シーズン終了後にサクラメント・キングスから放出され、今も所属先が決まっていない。昨季は77試合に出場して平均18.4得点、4.1アシスト、2.9リバウンドを記録し、チーム内の得点トップだった。フィールドゴール成功率は49.7%。キングスは22勝60敗 (82試合中22勝) で、ユタ・ジャズと並んで西カンファレンス最下位タイに終わった。

ピストンズは今オフ、トレードでイザイア・ジョーとタウリーン・プリンスを獲得し、ジョン・コリンズとも契約した。SIによると、ジョーとプリンスは昨季、3ポイント成功率が40%を超えていた。一方でSIは、ケイド・カニングハムの相棒となる選手はまだ足りないと見ている。GMのトラジャン・ラングドンは、今オフの動きが消極的だとしてファンから批判を受けているという。デローザンに動くかどうかは、制限付きFAのジェイレン・デューレンの扱い次第とみられる。デューレンはピストンズの契約提示にまだ合意していない。

懸念として挙げられたのは年齢だ。デローザンは10月開幕の2026-27シーズンで18年目に入り、近く現役を終えるとみられる。SIは、短期的な補強になる点を指摘し、優勝を狙える時期がまだ続くなら、シーズン途中のトレード期限で若い有望株を獲得する方がよいかもしれないと論じた。

ピストンズがデローザンの獲得に動くかどうかは、デューレンとの契約の行方を含め、まだ決まっていない。

用語・人名メモ

  • 制限付きFA — 契約が切れた選手が他球団と交渉できる一方、元の所属球団が同じ条件を提示して引き留められる制度。
  • デマー・デローザン — オールスター6回選出のガードで、2025-26シーズンはキングスに所属していた。
  • ケイド・カニングハム — ピストンズに所属するガード。SIはデローザン獲得の是非を、カニングハムの周囲の補強という文脈で論じている。
  • トレード期限 — シーズン途中に設けられた、球団同士が選手を交換できる最終日のこと。

出典: Sports Illustrated