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また膝の話か——。フィラデルフィアのジェイレン・ブラウンが左膝蓋腱症と正式に診断されたと報じられ、現地ファンの間には故障の多さへのため息が広がっている。
米記者のマーク・スタインが伝えたところによると、76ersのガード、ジェイレン・ブラウンが左膝蓋腱症と正式に診断された。膝蓋腱症は、膝のお皿とすねの骨をつなぐ腱が炎症や変性を起こす障害で、ジャンプや方向転換の多いバスケットボール選手にはなじみの深い故障だ。欠場期間や復帰の見通しについての具体的な説明は、この時点では出ていない。
スレが伸びたのは、故障そのものより「またか」という空気のせいだ。コメント欄はリーグ全体で故障が相次いでいることへの嘆きで始まり、すぐに原因論へ移った。多いのはAAU(米国の青少年向けクラブ連盟)の日程を疑う声で、週末に1日2〜3試合をこなすような使い方が若い選手の膝にツケを回している、という主張だ。ウォリアーズのヤクセル・レンデボーグはAAUを飛ばしたから同世代より膝が丈夫かもしれない、という冗談まで飛んでいる。
反例として名前が挙がるのがペイサーズのフォワード、パスカル・シアカムだ。18歳までバスケを始めなかったのにほとんど故障しない、という指摘に対し、別のファンは76ersのジョエル・エンビードを持ち出す。16歳で始めて試合数はシアカムの半分だ、という皮肉だ。これには「あの体格で1試合に20回は転ぶ」というツッコミが付き、さらに「エンビードはカメルーンでバレーボールの選手だった。エムバ・ア・ムーテが引き抜かなければ欧州でバレーをしていたかもしれず、膝にはすでに走行距離があった」という長文の反論も現れた。
最後はやや暗い冗談で締まる。「NBAを回って全員を壊して歩く“連続傷害犯”でもいるのか」という書き込みだ。故障の原因をAAUに求める説も、選手ごとの育ち方の違いを持ち出す反論も、現地では決着のつかない推測合戦になっている。
巷の声
- 「25歳なのに膝は40歳。AAUのせいだという説は正しいと思う」
- 「ヤクセル・レンデボーグはAAUを飛ばしたらしいから、同世代より膝が丈夫かもしれない。賢い」
- 「パスカル・シアカムは18歳までバスケをしていなかったのに、ほとんど故障しない。子ども時代の詰め込み方の差はありそうだ」
- 「エンビードはあれだけの体格で、1試合に20回は転ぶんだぞ」
- 「NBAを巡って全員を壊して回る“連続傷害犯”でもいるのか」
76ersはブラウンをどれだけの期間欠いて戦うことになるのか。スタインの報道にはその点がまだ書かれていない。
用語・人名メモ
- 膝蓋腱症(しつがいけんしょう) — 膝のお皿とすねの骨をつなぐ腱が炎症や変性を起こす障害。ジャンプの多い競技の選手に多い
- AAU — 米国の青少年向けバスケットボールのクラブ連盟。週末に何試合も詰め込む日程が批判の対象になることがある
- 76ers — フィラデルフィアを本拠地とするチーム。ブラウンとエンビードが所属する
- マーク・スタイン — NBAの移籍や故障の情報を長く取材してきた米国人記者
- ペイサーズ — インディアナポリスを本拠地とするチーム。シアカムが所属する
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)