怪我

アキレス腱断裂は克服された?現地ファンが復帰組の動きを議論

Redditで話題

アキレス腱断裂からの復帰組は本当に以前と同じ動きができているのか。r/nbaでスポーツ医学の進歩を巡る議論が持ち上がり、通好みの話題として静かに盛り上がっている。

発端はスレ主の投稿。今季アキレス腱断裂から戻ってきた選手は、ほぼ全員が怪我の前と同じくらい運動能力が高く、動きも軽快に見える、というのが問いかけの出発点だ。アキレス腱断裂はかつて選手生命に関わる大怪我とされてきたが、医学の進歩でそれを乗り越えたのではないか、という見立てである。

これに対し、反応では慎重な意見が目立った。あるファンは、アキレス腱断裂から戻った選手で怪我前と同じ運動能力や俊敏さを保っている例は一人もいないと主張。昔のように即キャリア終了というわけではなくなったとしつつ、カズンズ、デュラント、リラード、テイタム、ハリバートン、クレイらは目に見えて一歩遅くなったと挙げた。テイタムは現在セルティックスのフォワード、クレイ・トンプソンはヒートのガードである。

別のファンは、NBA選手は並外れた身体能力の持ち主で回復も最も早いはずだと認めつつ、前十字靭帯(ACL)もアキレス腱も依然としてキャリアを終わらせうる怪我で、選手の動きを鈍らせると釘を刺した。一方で、ACLはもう選手生命を左右せず、9〜12か月休めば完全復活できるので、アキレス腱と同列には扱えないという意見も出ている。

医療環境の差を指摘する声もあった。入院からリハビリまでを含む医療の質は、一般の人、とくに米国の利用者がNBA選手と同じように受けられるものではない、というものだ。また、コービーのキャリアは事実上アキレス腱で終わったと振り返るコメントもあった。ただし彼の怪我は他の選手たちより早い時期のものだった、と添えられている。

巷の声

  • 「自分で切ってみないと本当のところは分からない、という身も蓋もない一言。」
  • 「一般人が受けられる医療と、NBA選手が受ける入院からリハビリまで含めた医療は別物だろう、という冷静な指摘。」
  • 「ベン・シモンズが今週末先発する、と皮肉たっぷりに書いたファンもいた。スポーツ医学の勝利を祝う流れの冗談である。」
  • 「シモンズは前回の怪我からの復帰に向けたウォームアップ中に、また新しい怪我をしたらしい。予想はティップオフまで待った方がいい、という声もあった。」
  • 「見出ししか読んでいないと謝るコメントに、記事は見出しだけ読むのが正しい読み方だ、と返す一幕もあった。」

結論は割れたまま。ただ、復帰組の「一歩の差」を巡る目利き合戦は、今季のコートで続きそうだ。

用語・人名メモ

  • アキレス腱断裂 — かかとの上にある腱が切れる大怪我で、ジャンプや急な方向転換に必要な力が出せなくなる。
  • ACL(前十字靭帯) — 膝の中にある靭帯で、これを断裂するとバスケ選手は長期離脱を強いられる。スレでは9〜12か月の休養が目安として語られた。
  • リハビリ — 怪我の後に筋力や動きを取り戻すための治療・訓練の過程。スレでは入院から含めた医療の質の差が話題になった。
  • ジェイソン・テイタム — セルティックスのフォワード。スレではアキレス腱断裂から戻った一人として名前が挙がった。
  • クレイ・トンプソン — ヒートのガード。スレではアキレス腱断裂後に一歩遅くなった例として挙げられた。

巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)