サラリーキャップ回避でクリッパーズが厳しい処分を受け、セルティックスが持つ2028年の指名権の価値に関わるとMassLiveのブライアン・ロブ記者が伝えた。この指名権は、ジェイレン・ブラウンが76ersへ移った今夏のトレードで得たものだ。
Hoops Rumorsが紹介したMassLiveのロブ記者の報道によると、セルティックスは今夏のブラウンのトレードの見返りの一部として、もともとクリッパーズが持っていた2028年の1巡目指名権(またはその入れ替え権)を得た。ブラウンは現在76ersに所属している。クリッパーズは、選手の年俸総額に上限を設けるサラリーキャップの規則を回避したとして、厳しい処分を受けた。
ロブ記者の整理では、条件は二通りある。拡大されたロッタリー(下位チームなどの指名順を抽選で決める制度)で、クリッパーズが1〜16位、76ersが1〜8位に入った場合、セルティックスはスワップで指名権を得る。この場合は上位のほうの指名権を取り、代わりに自チームの指名権を出す。クリッパーズが17〜30位、76ersが9〜30位の場合は、指名権を単独で得たうえで自チームの指名権も持ち続ける。
ロブ記者は、コミッショナーのアダム・シルバーが科した処分によって、クリッパーズが2027-28シーズンにロッタリー入りする可能性が高まったと指摘した。その場合、セルティックスは高順位の指名権を将来の軸となる選手の獲得に使うことも、より早い時期のトレードの材料として動かすこともできるという。
指名権がどう動くかは、クリッパーズと76ersの指名順位で決まる条件になっている。
用語・人名メモ
- サラリーキャップ — 各チームが選手に支払う年俸の総額に設けられた上限で、NBAの契約の土台になる制度。
- ドラフトロッタリー — ドラフトの指名順を抽選で決める制度で、指名順位が1位から30位まで決まる。
- 指名権のスワップ — 2チームの同じ年の指名順位のうち、条件に応じて片方が上位のほうを取れる取り決め。
- コミッショナー — NBAの最高責任者で、アダム・シルバーがこの職にある。
出典: Hoops Rumors