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マーベリックスのデレック・ライブリーが中国で街を歩いたときの体験を語り、現地ファンの間で言葉の聞き間違いをめぐる議論が起きている。コメント欄は、英語話者には差別語に聞こえる中国語の語の解説で埋まっている。
マーベリックスのセンター、デレック・ライブリー(22歳)が中国で街を歩いたときの体験を語った投稿が、r/nbaで反応を集めている。注目が集まったのは体験談そのものより、彼が耳にしたという中国語の語だ。中国語で「あれ」「それ」を指すこの語は日常的によく使われる基本語で、英語話者には黒人差別語に聞こえてしまう、という説明がコメント欄の上位を占めた。
ファンによれば、この語は英語の「um」や「like」に近いつなぎ言葉でもあり、考えながら話すときに何度も繰り返されるという。そのため西洋人の耳には余計に強く響くが、話し手に悪意はない、というのが中国語に詳しいファンの共通の説明だ。同僚2人が北京語・イタリア語・英語を混ぜて話し、この語を多用していたという体験談も寄せられ、その人物いわく最も多かったのは「allora」だったという。
似た事例として挙がったのが、南カリフォルニア大学(USC)の教授が同じ響きの中国語をめぐって騒動になった件だ。NPRが2020年に報じたとコメントに記されている。さらに、東京でイタリア語を話していた男性の動画が似た響きで燃え上がり、NFLではない中堅のアメリカンフットボール選手だったその人物がSNSをすべて非公開にした例も引き合いに出された。
ただし、ライブリー自身が何をどう語ったかはスレタイからは分からない。これは彼のジョーク投稿ではないかという声や、外国に行って言葉も分からず自分の肌の色のせいで差別されたと決めつけたのか、という皮肉も並んだ。「big ass」の後に言われたのなら別だが、という冗談まで飛び出し、コメント欄は言語ネタで盛り上がっている。
巷の声
- 「その語は中国語では本当に普通の言葉で、英語のlikeやuhmと同じように何度も繰り返される。西洋人には余計に悪く聞こえるだけで、文脈的にはただの普通の単語だよ」
- 「北京語とイタリア語と英語を混ぜて話す同僚が2人いて、その語をやたら使っていた。ただ一番多かったのはalloraだったけど」
- 「同じ響きで大学教授が騒動になった例もある。あれは中国語として普通の言葉だという話だった」
- 「外国に行ってその国の言葉も分からず、自分の肌の色のせいで差別されていると決めつけるのか、という感じの皮肉」
- 「東京でイタリア語を話していた男性の動画も似た響きで燃えて、SNSを全部非公開にした。世界が英語中心で回っていると思いすぎだという指摘」
スレの多数派は、ライブリーが耳にしたのは差別語ではなく中国語の何気ないつなぎ言葉だった、という説明で納得している。
用語・人名メモ
- デレック・ライブリー — マーベリックスのセンター。22歳のビッグマン
- マーベリックス — ダラスを本拠地とするチーム
- USC — 南カリフォルニア大学。ロサンゼルスにある大学
- NPR — 米国の公共ラジオ局。ニュース報道でも知られる媒体
- つなぎ言葉 — 「えーと」「あの」のように、考えながら話すときに挟まれる語
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)