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クリッパーズへの処分、76ersがハーデン放出で得た指名権に影響せず

Yahoo Sports

NBA がクリッパーズに科した処分は、76ers が 2023 年のジェームズ・ハーデンのトレードで受け取った指名権には及ばない。Yahoo Sports が、Philadelphia Inquirer の記事を引いて伝えた。

Yahoo Sports によると、NBA は先週、クリッパーズがサラリーキャップ (選手の年俸総額の上限) を回避した疑いについての調査を終えた。処分として、クリッパーズは 1 巡目指名権 5 本を失う。スティーブ・ボールマー、ローレンス・フランク、ジリアン・タッカーの 3 人は資格停止となった。

76ers は 2023 年にハーデンをクリッパーズへトレードした。見返りは、クリッパーズの 2028 年 1 巡目指名権、2029 年の「上位 3 位保護付き」の指名権入れ替え、2024 年と 2029 年の 2 巡目指名権で、これらは今回の処分の影響を受けない。

Philadelphia Inquirer のクリス・ハインは、レナード後の時代に再建を進めるクリッパーズが数年苦しむ可能性があり、その場合 2029 年の入れ替え権の価値は高まりうると書いた。保護付きではあるが、今季以降に別の補強へ使えるトレード材料になるという見方だ。76ers は今オフにレブロン・ジェームズとジェイレン・ブラウンを獲得しており、高い期待を持って新シーズンを迎える。

2029 年の指名権入れ替えがどれほどの価値を持つかは、クリッパーズの今後の成績次第だと同紙は伝えている。

用語・人名メモ

  • サラリーキャップ — 各チームの選手年俸の総額に設けられた上限で、これを回避する行為は NBA の規則で問題とされる。
  • ピックスワップ (指名権の入れ替え) — 2 チームのドラフト指名順位を入れ替える権利で、片方のチームの順位が良ければ、その順位を使えるというしくみ。
  • 上位 3 位保護 — 指名順位が上位 3 位以内に入った場合は権利が発生しないという条件で、順位の高いチームが極端に良い指名順位を手放さずに済む。
  • 1 巡目指名権 — ドラフトの 1 巡目で選手を指名する権利で、チーム間のトレードで受け渡される資産にもなる。

出典: Yahoo Sports