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NBAのアダム・シルバー・コミッショナーが、ボール内部に約1グラムのチップを仕込む「スマートボール」を早ければ来季から審判補助に使う可能性に言及した。リーグの未来を占う話だが、現地ファンの反応はネタ祭りになっている。
シルバー・コミッショナーは、ボールメーカーのウィルソンと共同でスマートボールの開発を進めていると明かした。すでにGリーグやサマーリーグ、一部のプレシーズンゲームで、チップ入りとチップなしのボールを使い分けるテストが行われており、選手からは違いが分からないという声が上がっているという。チップはわずか1グラムで、ボール本体は約620グラム(1.4ポンド)。歴戦の選手でも感触や弾み方の変化に気づかないよう配慮したとしている。
想定されている最も近い用途は審判の補助だ。ボールの回転の微妙な変化を捉えることで、アウトオブバウンズになる直前に選手が触れたかどうかや、シュートの軌道が変わったかどうかを判定する助けになるという。シルバー・コミッショナーは消費者向けの一般販売について「数年先」としつつ、シュートフォームの分析などに使える可能性に触れた。一方、試合中のウェアラブル機器の活用も検討されているが、選手会(NBPA)との交渉はまだ合意に至っていない。
現地ファンの反応は技術の中身より演出の妄想に寄っている。NHLのかつてのディスコパックのように、好調な選手のボールが赤く光ればいいという案や、「追加の1グラムでシュートが狂ったと言い出す最初の選手が誰か楽しみだ」という皮肉が並ぶ。ザイオンがチップを探してアリーナ中のボールを壊してしまいペリカンズが不戦敗になる、というジョークまで飛び出した。カリー(ウォリアーズのガード)ならこの1グラムに気づくはずだという声もあり、エアレスボールに2投で適応した動画を見た、というファンの証言が添えられている。
巷の声
- 「熱い選手のボールは燃え上がって、冷えたら青くなる——NHLのディスコパックみたいなのが見たい」
- 「俺が愛したゲームはどこへ行ったんだ」
- 「ボールが熱いうちはドリブルも速くなるのか?」
- 「追加の1グラムでシュートが狂ったと言い出す最初の選手が誰か、楽しみだよ」
- 「カリーだけは気づきそう。あれだけ集中しているから」
審判補助での実用化は早ければ来季だが、試合中のウェアラブル機器をめぐる選手会との交渉はまだ合意に至っていない。
用語・人名メモ
- アダム・シルバー — NBAのコミッショナー。リーグ全体を統括する立場で、今回のスマートボール構想を明かした本人
- ウィルソン — スマートボールの開発パートナーとして材料に挙がっているボールメーカー
- Gリーグ — NBAの下位に位置する育成リーグ。今回のチップ入りボールのテストの場にもなった
- NBPA — NBA選手会。選手たちの労働組合で、試合中のウェアラブル機器の使用をめぐりリーグと交渉中
- サマーリーグ — オフシーズンに開かれる若手中心のリーグ戦。こちらでも新ボールのテストが行われた
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)