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2019-20シーズン以降のレギュラーシーズン出場数が、デイビスとポール・ジョージでまったく同じ341試合——。米掲示板r/nbaで、故障リスクのレッテルはチームによって不公平ではないかという統計ネタの議論が盛り上がっている。
発端はスレ主が並べた数字だ。新型コロナ禍で隔離開催された2019-20シーズン以降、アンソニー・デイビス (ウィザーズのフォワード) とポール・ジョージ (セルティックスのフォワード) のレギュラーシーズン出場はそろって341試合、1シーズン平均48.7試合。ジョエル・エンビード (76ersのセンター) は332試合で47.4試合と、ほぼ横並びである。プレーオフもエンビードとデイビスが47試合、ジョージが49試合で大差ない。それなのにウィザーズと76ersの話は必ず「健康なら」で始まり、セルティックスは優勝候補として語られる——この差は何なのか、という問いだ。
返ってきた答えの多くは「チーム内での重みが違う」だった。あるセルティックスファンは、ジョージはチームで最も重要な選手ではないと指摘する。デイビスとエンビードは自チームの大黒柱だが、ジョージは「いる時は最高、でもウイングが層厚い分だけ高価な贅沢品」という扱いだという。ボストンの下限は一人のスーパースターの膝に縛られていない、という声も目立つ。一方で、ジョージの341試合には25試合の出場停止が含まれている、と数字の読み方に注文を付けるコメントもあった。
セルティックス側の事情も複雑だ。ジェイレン・ブラウン (76ersのガード) を失ったトレードの余波で、ファンの間では「弱くなった」と「健康なテイタム+ジョージ+ミッチ・ロビンソン+若手の成長なら上」で意見が割れている。優勝オッズで5番手につけ、ニックスや76ersとも差は小さいという指摘がある一方、セルティックスファンの関心は今季よりも、税金を回避して来オフに仕込む「谷間のシーズン」に向いているという投稿もあった。故障リスク以前に、今季の見立て自体が固まっていない。
デイビス擁護も強い。直近3シーズンは51試合、76試合、56試合で、その前の2シーズンがひどかっただけだという指摘だ。勝とうとしているチームなら50試合前後は出ていたはずで、故障がちという評価は行き過ぎだという。3人を同じ数字で並べたとき、何を「リスク」と呼ぶのかは、出場数だけでは決まらないらしい。
巷の声
- 「ジョージはセルティックスで最も重要な選手じゃない。デイビスとエンビードは自チームの大黒柱だけど、ジョージは「いる時は最高、いなければ贅沢品」という位置づけなんだよ。」
- 「ボストンの下限は、一人のスーパースターの膝に縛られていないからだろ。」
- 「何を言ってるんだ? ジョージが欠場するのはみんな前提にしてるし、セルティックスを優勝候補と呼んでる人なんているのか。」
- 「ジョージの集計には25試合の出場停止が入ってるぞ。」
- 「デイビスだって勝とうとしているチームなら50試合前後は出ていたはず。最近の故障歴は言われるほど悪くないよ。」
出場数が同じでも「健康なら」が付くチームと付かないチームがある。セルティックスが本当に優勝候補なのか、それとも税金回避の谷間なのかは、シーズンが進むまで答えが出そうにない。
用語・人名メモ
- 76ers — フィラデルフィアを本拠地とするチーム。今季のHCはニック・ナー
- ウィザーズ — ワシントンを本拠地とするチーム。今季のHCはブライアン・キーフ
- セルティックス — ボストンを本拠地とするチーム。今季のHCはジョー・マズーラ
- 優勝オッズ — ブックメーカーが示す優勝の予想倍率。数字が小さいほど有力と見られている
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)