参考動画
120ドル (約1万8000円) 分の切手をめぐってGMが解任された古い逸話が、r/nbaで通好みの小ネタとして盛り上がっている。
スレ主の投稿によると、主役はジョン・ベグゾス。ABAとNBAが統合された時期にスパーズを率い、1979年にカンザスシティ・キングス (現在のサクラメント・キングスの前身) のGMに就いた。就任1年目は47勝35敗でプレーオフに進んでおり、仕事ぶりは悪くなかったという。
問題は1980年。ベグゾスは隣人から額面240ドル (約3万6000円) 分の切手を120ドル (約1万8000円) で買い、同じ120ドルでキングスに売ったとされる。その切手の一部はすでに使用済みだった。配達員が違和感を覚え、郵便検査官が動く事態になり、キングスは辞任を求めた。ベグゾスが拒んだため、球団は解雇に踏み切ったという。
解雇のタイミングも話を膨らませている。キングスは5勝6敗で、ポートランドに17点差で勝った翌日に切られた。チームが勝った直後にGMが去った形だ。
コメント欄では、郵便詐欺は連邦犯罪だという指摘のほか、罪状が13件あったとしてNBA Mailman 13での検索を勧める声も出た。サラリーキャップ逃れなど別の問題に発展する前に切ったのは正解、という見方もある。
巷の声
- 「誰であろうと何をしていようと、郵便局には手を出すな。」
- 「隣人の気持ちが分からない。切手が大量に余っていて、半額で引き取ってくれと持ちかけたのか?」
- 「この件がキングスを永遠に呪ったのでは。」
- 「こういう人はいずれサラリーキャップ逃れか何かで球団を面倒に巻き込んでいたはず。キングスの判断は正しい。」
- 「当時は消印のない切手を使い回す人が普通にいた。」
勝った翌日にGMを切った理由が、勝敗でも契約でもなく切手だったというのが、この話のいちばんのオチだ。
用語・人名メモ
- GM (ゼネラルマネージャー) — 選手の獲得・放出や契約交渉など、チーム編成の最高責任者。試合の指揮を執るHCとは別の役職
- 郵便検査官 — 米国の郵便にからむ不正を調べる捜査官。今回の件では、切手の異変に気づいた配達員の通報のあとに介入したとされる
- サラリーキャップ — チームが選手に払える年俸総額の上限。コメントでは、抜け道を探して上限を回避する行為が例に挙げられていた
- カンザスシティ・キングス — 当時のキングスの本拠地はカンザスシティ。のちに本拠地を移し、現在はサクラメントのチーム
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)