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36年前にカリームがウィルトに宛てて書いた公開書簡がr/nbaで読まれ、歯に衣着せぬ内容に「こんな因縁があったのか」と驚きと笑いが広がっている。事件ではなく、歴史好きが盛り上がる通好みの小ネタだ。
スレ主が投稿したのは、カリームがウィルトに宛てて書いた手紙の抜粋。書き出しは、ウィルトが数年来、報道陣の友人を相手にカリームの経歴を批判し続けているので、こちらも言い分を述べる、というものだ。実績のある人がなぜここまで嫉妬するのか、と問いかけ、その理由を探っていく。
手紙によると、ウィルトは大学時代、チームがNCAAトーナメント(大学バスケの全米大会)を勝ち取れなかった。カンザスは3延長の激闘の末に敗れ、審判やチームメイトに不満をぶつけて大学を早く去り、グローブトロッターズと巡業に出たという。カリームはこれを、難しい試験でうまくいかないと周りのせいにして投げ出す型の始まりと見る。プロでもビル・ラッセルとセルティックスが毎年、競争と連係の教訓を与えたのに、ウィルトは仲間がひどい、審判が甘くないと言うだけだった、と続け、「かわいそうなウィルト」と突き放す。1967年に76ersがついに壁を破った、という話も出てくるが、投稿はその途中で切れている。
反応でまず目立つのは、名前をもじった題名の毒気だ。手紙の中身より題名が一番面白いという書き込みが、上位に付いた。ラッセルの話では、戦力が揃っていたと言われがちだが健康な時は必ず勝った、一方のウィルトは戦力で上でも勝てないことがあった、という指摘も出ている。また、シーズン50得点平均という数字だけが文脈抜きで広まり、ウィルトが時代で最も圧倒的だったという印象が定着した、と読むファンもいる。カリームをセンター史上最高とする声もあった。
巷の声
- 「二人が揉めていたなんて知らなかった。カリームは証拠まで揃えて来た。」
- 「カリームはコートの内でも外でも史上最高級。この二人は人間として根本的に違うから、合わなかったのも無理はない。」
- 「ラッセルは戦力が揃っていたと言われるが、健康な時は必ず勝っていた。ウィルトは戦力で上でも勝てないことがあった。そこに知性や統率の差があるのでは。」
- 「手紙の「泣き言ばかりで投げ出す人として記憶される」は、数字を抜きにしても強烈。50得点平均のシーズンだけが文脈なしに広まり、ウィルトの人間的な欠点は歴史に埋もれた、という見方。」
- 「一番面白いところが抜けている。題名がウィルトの名前をもじった『公開書簡』なんだから。」
書かれてから30年以上たっても、一通の手紙がファンの口論の種になっているのが、この二人の因縁の根深さを物語る。
用語・人名メモ
- 公開書簡 — 特定の相手に宛てつつ、世間に読まれることを前提に発表する手紙。私信ではなく、言い分を広く訴える手段になる
- NCAA トーナメント — アメリカの大学バスケの全米王者を決める大会。手紙ではウィルトが大学時代に届かなかった舞台として出てくる
- グローブトロッターズ — 世界各地を巡業して見せるバスケを売りにするチーム。手紙では、ウィルトが大学を去った後の進路として触れられる
- 76ers — フィラデルフィアのチーム。手紙では、1967年にウィルトのチームが壁を破った場面で登場する
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)