開幕前のオフシーズン、r/nbaで「蚊への耐性」を基準に各チームを並べる遊びのスレが盛り上がった。試合も契約も関係ない、チーム名の意味だけで戦う通好みの小ネタだ。
投稿者は、夏の終わりに蚊に悩まされる人が多いことから、チーム名の意味をこじつけて蚊への強さを順位づけした。1位はサンズで、太陽が近づく蚊を蒸発させるという理屈。続くヒートは熱で焼ける、ネッツは網で蚊を捕まえられるから強い抵抗になる、という具合だ。マジックは魔法が蚊に影響されない、ホーネッツは蜂が蚊を狩ることもある、と続く。ペイサーズには「ペイサーが何か知らない」とだけ書かれ、ジャズは蚊の羽音が音楽をかき消すと評された。投稿はウィザーズの途中で切れており、その先の順位は材料からは分からない。
コメント欄ではチーム名の元ネタの解説合戦になった。ペイサーはインディ500でレースの速度を先導するペースカーのことだと説明する人がいて、金属や樹脂の外装は蚊が刺せないので、スパーズやピストンズと同格で、木製とされたクリッパーズより上だという主張だった。ナゲッツにも異論が出て、チキンナゲットを食べる蚊を見たことがある、金のナゲットなら防げそうだ、という反応があった。同じ人はラプターズについても、蚊が恐竜の血を吸ってDNAを残したというジュラシック・パークの理屈が投稿者の主張と食い違うと突っ込んでいた。
地域ネタも出ている。ミネソタは今夏、蚊が異常に少ないと報告する人がいた。一方でウィスコンシンの非公式な州の鳥は蚊だという指摘があり、ミルウォーキーのチームであるバックスの順位も納得だと受け止められた。トレイルブレイザーズは道なき道を進むのだからマラリアの有力候補で、自分の野外経験でも蚊に免疫は感じなかったという、下げるべきだとの声もあった。
巷の声
- 「「ペイサーが何か知らない」で吹いた。2018年にレブロンがどこへ行くかという話を思い出す。レブロンはペイサーが何か知らないだろうな」
- 「いちばん最高なのは、マジックはかなり強いのに、ネッツには及ばないという点」
- 「ウィスコンシンの非公式な州の鳥は蚊だから、バックスがあの順位なのは納得だ」
- 「ニックスはpants (ズボン、俗語でダメなもの) だから、ズボンには蚊を引き寄せるものが何もない」
- 「強いチームが下位相手に取りこぼす話のスレかと思ったが、違った」
蚊への強さの順位は決まったが、本物の順位表が動き出すまでは、こんなチーム名の言葉遊びで開幕を待つことになりそうだ。
用語・人名メモ
- ペイサー — レースで速度を先導するペースカーなど、ペースを決める役のこと。コメントではインディ500のペースカーを指すと説明された
- トレイルブレイザー — 道なき道を切り開いて進む人、開拓者のこと。トレイルブレイザーズのチーム名の由来にもなっている言葉
- ウィザーズ — ワシントンのチーム。名前は魔法使いの意味で、スレではマジックとの対比で扱われた
- ホーネッツ — 名前はスズメバチの意味。スレでは蜂が蚊を狩ることもあるという理屈で高順位になった
- オフシーズン — シーズンの終了から次の開幕までの期間。試合が無いので、今回のようなネタスレが盛り上がりやすい
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)