NBAの新球団づくりは、どの街かより値段をめぐる綱引きの段階にあるらしい。ESPNが伝えた内部事情に、現地ファンは冷めた読みと皮肉を寄せている。
ESPNのマクメナミン記者が、リーグ事務局の関係者の話として、NBAが新球団の売却でシアトルよりラスベガスを先に進めようとしていると報じた。スレ主が引いた記事の一節によると、狙いは高額の参入料を先に確定させ、今後の基準にすることだという。参入料は、新球団がリーグに加わるときに支払う権利金のことだ。
次のBOG (オーナー会議) で売却が承認されるかどうかも、まだ見通せない。関係者は「9月に何が起きるか見てみよう。今投票したら通らない。……すべては参入料の金額次第だ」と話したとされる。ラスベガスにはアイガー氏とクシュナー氏が外れたあとも複数のグループが残っている。同記事では、2人はレイカーズ売却のほうで話がまとまったと伝えられている。
さらに複数の関係者は、シルバーら多くのオーナーがNBA Europeを、新球団よりも大きな優先事項と見ていると話した。NBA Europeは16チームで2027年10月の開始を予定しているが、参加する都市はまだ確定していない。記事は、2人がラスベガスを取っていたとしても、レイカーズの件と比べてかなり待たされたはずだと指摘している。
スレでは、ラスベガスで高い値をつけてからシアトルにも同じ水準を求めるのだろう、という見方が目立った。一方で、なぜ今ラスベガスなのかを疑う声や、シアトルのファンを思う声も出ている。
巷の声
- 「ほしいのはシアトルの緑よりラスベガスの金、ということらしい。」
- 「熱心なファンがいるシアトルを差し置いて、目新しいラスベガスに飛びつくのは、リーグの抱える問題を象徴している。」
- 「オーナーは比較的若く、新球団で収益の取り分が薄まる以上、多額の先払いを求めるのは当然だ。過去の参入料は平均的な球団価値の前後が多く、それを超えれば既存オーナー全員の得になる。」
- 「10年後のラスベガスに水があると思っている人がいることに驚くが、金は金だ。」
- 「NBA Europeは大成功か大失敗のどちらかになりそうだ。」
ラスベガスの売却が、どの参入料なら次のオーナー会議で承認に届くのか。その額がシアトルの値段の基準にもなると報じられている。
用語・人名メモ
- 参入料 — 新球団がリーグに加わるとき、既存のオーナーたちに支払う権利金。今回の報道では、この金額が最大の焦点とされている。
- BOG (オーナー会議) — Board of Governorsの略で、各球団のオーナー代表が集まる理事会。球団の売却や新球団の加入など、重要事項を投票で決める。
- NBA Europe — 報道によれば16チームで2027年10月の開始を予定する欧州のリーグ構想。参加する都市はまだ確定していない。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)