r/nbaで「絶対にスターになると思っていたのに、そうならなかった選手は?」というスレが立ち、ドラフト当時の熱狂を懐かしむ声が集まった。名前が次々に挙がる、通好みの思い出話大会だ。
スレ主が挙げたのは、ベン・マクレモアとジャスティス・ウィンズロウ。マクレモアは怪物になると確信していたといい、ウィンズロウにはデューク大を出てきた時点でジミー・バトラー (フォワード) のような雰囲気を感じたと書いている。ドラフト (新人選手を各チームが順に指名する制度) の前後は、こうして大学時代のプレーだけで将来を夢見てしまうものらしい。
返信ではジャバリ・パーカーとマイケル・ビーズリーがもっと大きくなると思っていた、シャバズ・ムハンマドの高校時代の騒がれ方を誰も覚えていないのか、といった名前が並んだ。ジャリル・オカフォーは大学時代のポストムーブとフットワークが良く見えた、という声もあった。
具体的な話も出ている。デリック・ウィリアムズについては、大学時代は大型選手についていける速さと、ウイングを上回る体格を併せ持ち、2年目は1試合平均2本近く打って3ポイント成功率51% だったと振り返るファンがいた。ただ私生活の問題が足かせになったらしい、とも書かれている。タイリーク・エバンスについては、ルーキーシーズンに20得点・5リバウンド・5アシストを記録したのは、オスカー・ロバートソン、マイケル・ジョーダン、レブロン・ジェームズ、ルカ・ドンチッチ、そしてエバンスだけだと指摘する声があり、当時はスターになると思ったという。
バストと呼ぶのは酷だという慎重な意見も目立つ。アンドレ・ドラモンド (センター) には何年も次の一歩を待ち続けたという声があり、アンドリュー・ウィギンズ (フォワード) はキャリア自体は悪くなく、2022年のプレーオフでは素晴らしかったとしながら、ドラフト時の期待が異常だったと振り返るコメントがあった。ワイズマンとステフィン・カリーで最強のピック&ロールコンビになると思っていた、という声もある。
巷の声
- 「マクレモアは確かに怪物だよ。思っていた方向じゃなかっただけで。」
- 「ドラモンドをバスト呼ばわりは酷だけど、何年も「次の一歩」を待ち続けて信じていた。」
- 「シャバズ・ムハンマドが高校時代にどれだけ騒がれたか、誰も覚えてないの?」
- 「ワイズマンとカリーで、リーグ一やばいピック&ロールコンビになると本気で思っていた。」
- 「オカフォーは大学時代、ポストでの動きとフットワークが本当に良く見えたんだよ。」
名前が挙がるほど、当時どれだけ本気で信じていたかが透けて見える。期待外れという言葉の裏には、それぞれのファンの思い出が残っているようだ。
用語・人名メモ
- ドラフト — 新人選手を各チームが順番に指名して獲得する制度。大学や高校での評判をもとに、将来への期待が最も高まる場面でもある
- バスト — 高い期待を集めて入団したものの、それに見合う活躍ができなかった選手を指す俗称
- ピック&ロール — 味方の一人が壁 (ピック) を作り、ボールを持つ選手がそれを使って守備を崩す基本の攻め方。その後、壁役はゴール方向へ走る (ロール)
- ルーキー — NBA 1年目の選手。新人のこと
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)