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スパーズの名ガードとして知られるトニー・パーカーが会長兼監督を務めるフランスのASVELで、予算の大幅縮小をきっかけに看板選手が早くも去ることになった。リーグ全体の祭りではなく、欧州バスケの通好みな内輪話だが、r/nbaでは皮肉混じりに盛り上がっている。
ASVELは木曜、フランス代表ガードのシルヴァン・フランシスコの退団を認めた。加入からわずか1カ月での退団になる。パーカーは退団の事実を問われ、「その通り」とだけ答えたという。フランシスコはギリシャのパナシナイコスに加わる見込みで、契約は3年で約1600万ユーロと報じられていた。
背景は資金だ。投資ファンドとの契約が間に合わず、当初5900万ユーロだった予算が2400万ユーロ程度まで削られる見通しと報じられた。この規模ではフランシスコを引き留められなかった。ほかにアルモニ・ブルックス (イタリアリーグのMVPと紹介されている)、ニック・ウェイラー=バブ、ダニエル・タイスも当初の計画で獲得した選手だが、残れるかは不透明だ。パーカー本人も「分からない、選択が必要になる」と曖昧に答えた。フランス代表時代の恩師ヴァンサン・コレをベンチに迎える話も、確実ではなくなった。
スレでは、ASVELへの辛辣な見方も目立つ。ユーロリーグとの契約更新が最後になったのは、パーカーがNBA Europeに滑り込めると考えていたからだと指摘するファンがいる。タイスについては、破綻して国有化されたモナコからASVELに来て、給料を払えないクラブのせいで再び所属先を探すことになると同情する声もある。フランス人を名乗るファンは、パーカーは自分のGOATだとしつつ、フランス人から見ても傲慢だと書いた。
巷の声
- 「予算が消えて看板選手が抜けていく展開、テッド・ラッソのシーズン1みたいだ」
- 「パーカーはフランス版シャーク・タンクにゲストで出て、いくつも出資を申し出たのに、結局1件も実行しなかったのを忘れていない」
- 「パティ・ミルズも、ほぼ契約寸前だったのに手を引くことになったらしい」
- 「ナイトクラブのときと同じ流れになりそうだ。今でも好きな人だが、トニーは昔からちょっと変わっている」
ブルックスら残る選手とコレ招へいの行方は、パーカーが言う選択の結果次第で、誰を残して誰を手放すのかはまだ明かされていない。
用語・人名メモ
- ASVEL — フランスのヴィルールバンヌを本拠とするバスケットボールクラブ。記事の時点でパーカーが会長と監督を兼ねている。
- ユーロリーグ — 欧州の強豪クラブが参加する、ヨーロッパ最高峰のクラブ大会。
- パナシナイコス — ギリシャのクラブ。フランシスコの移籍先と報じられている。
- ヴァンサン・コレ — パーカーのフランス代表時代の元HC。記事ではASVELのベンチ入りが確実ではなくなったと報じられている。
- NBA Europe — NBAが欧州に立ち上げようとしているリーグ構想。スレでは、ASVELがこれに加われると見込んでいたのではないかという指摘が出ている。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)