r/nbaで「NBA史上もっとも記憶に残るジンクスは?」というスレが立ち、選手やチームの大口が直後に裏目に出た名場面が次々に挙がっている。誰かを責めるより、古傷を笑い合う軽い祭りだ。
ジンクスとは、口にした言葉が皮肉にも裏目に出ることを指す。今回のスレは新しい出来事ではなく、現地ファンが過去の「フラグ回収」を持ち寄る議論だ。
スレ主が挙げたのは、2010-11シーズンのジャミア・ネルソンの一件。4位シードのマジックのネルソンが、1位シードのブルズのデリック・ローズに「2回戦で会おう」と声をかけたが、5位シードのホークスがマジックを6戦で下したという。スレ主によれば、ホークスの広報はネルソンに、ホークス対ブルズ第1戦のチケット2枚を残し、約束どおりローズに会えるように取り計らったそうだ。
ほかにも例は続く。2003年にトレイシー・マグレディが、ピストンズ相手に3勝1敗とリードした場面で、初の2回戦進出が楽しみだと語ったという。ラプターズは2018年にクリーブランドと当たりたいと望み、そのとおりになった結果が語り草になっているとの声もある。ドラフト当夜にマジック・ジョンソンがロンゾ・ボールへ、記録を全部は破らず1つか2つは残してほしいと言ったのに、レイカーズは2年後にボールを放出した、という指摘もあった。
ポール・ジョージ (フォワード) は、自称のニックネーム「プレーオフP」がプレーオフの不振と結びつけて長く笑われてきた、というコメントが目立つ。グラント・ウィリアムズの「両方決めるよ!」やルディ・ゴベア (センター) がマイクに触れた冗談も挙がった。一方で、文脈を切り取って選手を悪く見せ、運命の裁きのように扱う風潮は好きではないという意見も出ている。
巷の声
- 「ゴベアが冗談でマイクに触れたやつは外せない。」
- 「ポール・ジョージが自分でプレーオフPと名乗ってプレーオフで沈み、ネタにされ続けた。その頂点がパンデミックPだと思う。」
- 「グラント・ウィリアムズの「両方決めるよ!」は今でも笑える。」
- 「2003年のマグレディだ。ピストンズ相手に3勝1敗とリードして、やっと2回戦に行けると喜んでいた。その後どうなったかは皆が知っている。」
- 「グラント・ウィリアムズやポール・ジョージの件は確かに笑えるが、この手の話は好きになれない。文脈を切り取って選手を悪く見せ、運命の裁きのように扱いがちだからだ。」
有名選手の一言は、外れた瞬間から何年も掘り返される。ジンクスは、口にした本人より周りのファンのほうが長く覚えているらしい。
用語・人名メモ
- ジンクス — 口にした言葉や縁起を担いだ行動が、なぜか裏目に出る現象。NBAファンは大言壮語の後に負けた場面を、この言葉で語り継ぐ。
- シード — プレーオフでのチームの序列。数字が小さいほど上位で、1位シードが最上位だ。
- 3勝1敗 — NBAのプレーオフは先に4勝したほうが勝ち上がる。3勝1敗は王手をかけた状態を指す。
- プレーオフP — ポール・ジョージが自分につけたとされるニックネーム。スレではプレーオフの不振と絡めて、ファンにいじられ続けている。
巷の声は r/nba のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)